電気サウナ vs 薪サウナ 徹底比較!どっちが向いてる?
投稿者 :サウナハウス on
皆さんこんにちは!
自宅にサウナを導入しようと思ったとき、多くの方が最初に悩むのが「電気サウナにするか?薪サウナにするか?」という問題です。
どちらも一長一短。目的やライフスタイルに応じて向き不向きがあるので、この記事では両者の特徴を比較しながら、あなたにとって最適な選択肢を探っていきます。
【1】設置のしやすさ:◎電気 > △薪
電気サウナは電源さえ確保できれば設置が比較的簡単。都市部の住宅や小規模スペースにも向いており、屋内・屋外どちらにも対応しやすいのが特長です。
使用するストーブの規模にもよりますが、負荷の高い熱源になるので電源の容量を食います。契約A(アンペア)のプランを確認して単相200Vをブレーカー盤から新設して専用線を引くことをオススメします。
一方、薪サウナは「煙突の設置」「燃料保管スペース」「近隣への配慮(煙や匂い)」など、環境や地域性に左右される要素が多め。
電源は不要ではあるものの、設置場所の自由度はやや劣る印象です。
【2】ランニングコスト:◎薪 > △電気
長期的に見ると、薪サウナの方がランニングコストは抑えやすいです。
特に、山林などから薪を調達できる環境がある場合は圧倒的なコスパに。
近所の農家さんに話しかけると枝打ちした木を大量に譲っていただけることも。
電気サウナは安定して使える反面、電気代がかさみやすく、冬場の長時間運用などでは意外と費用がかさむケースもあります。
【3】メンテナンス性:◯電気 > △薪
電気サウナは着火不要で、スイッチひとつで温まるスマート仕様。
日々のメンテナンスも少なく、忙しい方や機械に詳しくない方にも向いています。
しかし、回路や基盤の故障などが起こった場合は原因特定しパーツ交換するまで不動になってしまう側面も。
対して薪サウナは、灰の掃除、煙突のスス落としなど定期的なメンテナンスが必須。
とはいえ、その手間さえも「楽しみ」と感じられる方には苦にならないでしょう。
しかしながら、シンプルな構造故、壊れる箇所も単純明快、ガラスが割れる等が主な故障、原因特定が早い分復旧がやや早い印象
【4】温まり方・体感温度:◎薪 > △電気
ここが最も大きな違いかもしれません。
薪サウナは“熱の質”がまったく違います。ストーブの遠赤外線がじわっと体を芯から温め、ロウリュとの相性も抜群。自然でやわらかな熱が特徴です。
一方の電気サウナは、やや乾燥した熱になりがちで、体感温度が上がりにくい場合も。
ただし、最近の電気ストーブはロウリュ対応モデルも増えてきており、性能差は少しずつ縮まってきているように感じます。
【5】サウナらしさ・満足感:◎薪 > △電気
「ととのい」にこだわる愛好家の多くが選ぶのは、やはり薪サウナ。
火を焚き、薪をくべ、煙の香りを感じながら過ごすサウナ時間は、日常とは一線を画す“儀式”そのもの。
電気サウナも進化してきていますが、どこか無機質で「味気ない」と感じる人も少なくありません。
「体験重視」なら、薪サウナが断然おすすめです。
【結論】あなたに向いているのはどっち?
比較項目 | 電気サウナ向きな人 | 薪サウナ向きな人 |
---|---|---|
設置 | 都市部、室内に導入したい | 郊外・庭付き・アウトドア派 |
コスト | 短時間・低頻度で使う | 頻繁に長時間使いたい |
メンテナンス | 面倒なのはNG | 手間を楽しめる人 |
体感 | 手軽さ重視 | 本格派・ととのい命 |
雰囲気 | 機能性重視 | 世界観重視 |
まとめ
どちらにもメリット・デメリットがあり、「どちらが正解」というものではありません。
あなたのサウナライフにとって、何が大切か?を軸に考えるのがベストな選び方です。
とはいえ、薪サウナの魅力に惹かれてしまったあなたへ。
本格的な薪ストーブ導入をお考えなら、サウナハウスが厳選した【北欧製薪ストーブ】もぜひご覧ください!