薪サウナを導入する前に読むべき「設置場所チェックリスト」
投稿者 :サウナハウス on
皆さんこんにちは!
薪サウナを設置する場所選びは、快適さや安全性、そしてご近所トラブルを防ぐうえでも非常に重要です。
設置してから「しまった!」とならないように、事前に確認しておくべきポイントをリスト形式でご紹介します。
チェック1:煙や匂いは大丈夫?
薪サウナは当然ながら煙が出ます。
特に火入れのタイミング、着火直後はしっかりと煙が上がるため、近隣住宅との距離や風向きには注意が必要です。
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✔ 煙突の高さは十分か?
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✔ 近隣の窓や住宅から十分に距離が取れているか?
チェック2:防火基準と安全距離
建築基準法や各自治体の条例により、可燃物からの距離や離隔距離が定められていることがあります。
耐火施工がされていても、サウナストーブや煙突周辺には最低限の安全距離が必要です。
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✔ サウナ本体と住宅・倉庫・フェンスなどとの距離
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✔ 草木や可燃物からの離隔距離
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✔ 消火設備の用意はあるか?
チェック3:地面の状態と排水
サウナ小屋は非常におもたい建築物です、地盤が崩れることはないか、基礎は必要か、水はけはどうか、地面が湿りやすくぬかるんだりする可能性はないか、などの確認が必要です。
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✔ 地盤は水平か、沈み込みの心配はないか?
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✔ 排水の逃げ道があるか?
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✔ 地面が土や砂利の場合は、コンクリートやブロックでの補強が必要では?
チェック4:搬入経路の確保
薪サウナ小屋やバレルサウナは完成品や半完成品で運ばれてくることが多く、搬入経路が確保されていないと設置できません。
プレカット済みの部材をセルフビルドする場合や1から自分で木材を切って作る場合には搬入の難易度は下がります。
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✔ トラックやフォークリフトが入れる幅と高さの道があるか?
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✔ 設置場所までに障害物(電線・枝・門など)はないか?
チェック5:静かな時間を楽しめるか?
せっかくの薪サウナ。鳥のさえずりや風の音を聞きながら静かに汗を流す時間を楽しみたいもの。
しかし、幹線道路沿いや工場のすぐそばだと…ちょっと残念。
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✔ 周囲の騒音環境はどうか?
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✔ 自分にとって「落ち着ける」場所か?
最後に:許可や申請も忘れずに!
地域によっては、簡易建築物でも申請や届出が必要な場合があります。
薪の保管場所や煙突の設置に関する規定がある地域も。
基礎の有無で小屋と家屋での判断が分かれる地域も。
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✔ 自治体への確認は済ませたか?
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✔ 火気使用に関する制限はないか?
まとめ:設置場所でサウナ体験は変わる
薪サウナは「どこに置くか」「おちついて整えるか」で体験の質が大きく変わります。
導入前に今回のチェックリストを元にしっかりと検討して、最高のサウナ時間を作りましょう。